Call for Papers (JP)
参考訳となります。原文と参考訳の記述に齟齬がある場合は原文の記述が優先されます。
このシンポジウムはHCIに関するさまざまなトピックを扱った最新の研究についての発表と意見交換を行う場です。このシンポジウムは、日本をはじめとするアジアの文化や社会と深い関係のある研究を集め、アジアの国ならではの問題観や解決法を、国際会議という場でより広い聴衆に向けて共有することを目指しています。また、このシンポジウムは、若手研究者同士の交流を促進することも目的としています。とくに、博士号を取得したばかりの人、博士課程を履修中の人、またHCIに興味の強い学生(学部生も!)の投稿を歓迎します。
募集テーマ
このシンポジウムは、HCIに関するあらゆる研究を募集しますが、アジア圏に属する研究コミュニティ同士の交流も兼ねているため、日本で研究を行なっている皆様におかれましては、日本発あるいは日本の文化や社会と関連がある研究を歓迎します。テーマの例は以下のとおりです。
- 新しいインタラクティブシステムやインタラクション技術に関する研究
- 新しいハードウェア・ソフトウェア技術に関する研究
- HCIに関連して、人間特性の理解に関する研究
- コンピュータに関係した、人間の振る舞いに関する理論研究
- 日本の抱える様々な問題(高齢化など)に関係したシステムやサービス研究
- 創造性や創造的活動をサポートする入出力システムに関する研究
- アジアにおける問題を解決するインタラクション技術に関する研究
投稿方法
今年は、2種類の提出を歓迎します。
以下の内容のオリジナル作品を受け付けています。
- 完成したシステム及び研究の報告
- 実証研究の予備実験の結果(現在進行形の研究)の報告
- 過去に投稿、公開された論文の異なる視点からの議論や拡張を報告
原稿を投稿する場合は、CHI 2020 Papers Proceeding templateフォーマットにて英語で原稿を作成してください。原稿の長さは最大4 pageとします。Acknowledgement や参考文献もこの4 pageの制限の中に含んでください。
また、シンポジウムでの発表が認められた投稿原稿は以下の形式で掲載することができます。
- 4 pageの論文
- Abstractのみ
- 掲載しない
(2)、(3)の掲載方法を選んだ場合、タイトルと全ての著者の名前がProceedingsに掲載されます。そのため、現在進行形の研究や公開済みの論文を用いて議論を行いたい投稿者は、(2)、(3)の掲載方法を選んだ場合、原稿論文の内容を他のJournalや会議で公開することが可能です。
(1) 4 pageの論文の掲載を選んだ場合、Shepherding processに進みます。Shepherdingでは投稿者と選ばれたメンターが協力して原稿の改善を行います。これらのprocessはシンポジウムの後にも継続され、投稿論文はACM Digital Libraryに追加されます。
Showcase 作品はCHI 2020 の他のtrackで公開されます(こちらのpageで掲載されています). Showcase作品として投稿したい場合、acceptされた論文をpre-print camera ready形式にしてCHI 2020 (任意のtrack)に提出する必要があります。Showcase作品として提出した場合、タイトルと著者名のみがシンポジウムのProceedingsに掲載され、CHI 2020 proceedings、Extended Abstract Proceedingsに対応するポインタが含まれます。ここまでのShowcaseを含めた全て投稿での参考文献は公的にアクセス可能なものに限定され、提出は匿名化のされないHotCRPを用いてアップロードを行います。
さらに、著者は当日の発表に用いるポスターの途中段階を補足資料として提出しても構いません。詳しくはシンポジウムのposter guidelinesを確認してください。
査読
各オリジナル作品は、以下の基準に基づいて匿名化された2人の査読者からのコメントが届きます(juried process in Conferenceを参照)。このコメントは研究の意義、独自性、妥当性等を考慮され、ACM Digital Library掲載を目指した4 pageの論文の場合はより詳細な査読になります。
Showcaseでの投稿は、公開された元になる論文の数、参加者の地理的な多様性、研究トピックの多様性といった学会のキュレーションに基づいて選択されます。こちらは査読コメントなしで著者に決定通知が届きます。
当日の会場での発表について
発表当日のシンポジウムでは投稿論文に記載されている著者の内、少なくとも1名が参加して発表する必要があります。全ての参加者はシンポジウム全体もしくは少なくとも1日の会議に登録する必要があります。シンポジウムでの発表では、ポスター形式のためA2サイズのポスターを持参する必要があります。詳しくはシンポジウムのposter guidelinesを確認してください。また、デモをすることを事前に希望した場合、他の機器を持ち込むことができます。
資金援助
学生の参加者に対してthe Gray Marsden Student Development Fundに応募することを推奨しています。応募要件はSIGCHI websiteを御覧ください.彼らがこの基金に申請する予定がある場合、彼らはまた、資金申請の締め切り前に決定を受け取るために早期提出締め切りに提出するべきです。